医療福祉の地域創造会議
当会議は、団塊の世代が75歳以上の高齢者となる15年後を見据え、誰もが地域で自分らしく暮らし続け、老いを迎え、平穏に死を迎える社会を創りたいという願いから、平成23年８月に「医療福祉・在宅看取りの地域創造会議」として設立を呼びかけさせていただいたものです。
誰もがいつまでも安心して暮らせる豊かな社会を創るには、医療福祉サービス関係者による民間主導のもと、市町・県の行政関係者も巻き込んで、お互いに顔の見える関係を構築していくことが大切であると考えています。
こうした関係者の密な「つながり」を基盤にして、地域の支え合いの中で、高齢者や障害者など社会的に支援を必要とする人たちを包み込む「滋賀モデル」をみんなで推進したいと考え、本会の設立に到りました。
滋賀においては、先人たちのご努力によって、独自の医療福祉の取組が発展して参りました。本会での「つながり」を通じて、改めて滋賀の医療福祉の素晴らしさとお互いの果たすべき役割や、期待されている役割を再確認しつつ、それぞれの地域での取組について大いに意見交換し、課題や成功体験を共有して、それを日々の活動に持ち帰っていく場としたいと考えております。
※当会議の活動は高齢分野に限らず、「自分らしく暮らし続ける」ことや「よく生き抜く」ことを皆で支える地域社会を創っていくという本来の目的を改めて明確化するために、令和５年４月に「医療福祉・在宅看取りの地域創造会議」から「医療福祉の地域創造会議」に名称を変更しました。
